ペインクリニックってどんなことをするの?当院での事例を紹介します。
ケース1、70代女性
腰痛のため牽引治療を受けていたが改善しないため中断した。その後左坐骨神経痛が悪化し、痛み止めを内服しても眠れなくなったために来院した。仙骨部硬膜外ブロックで劇的に痛みは軽減し、数回のブロック治療で内服薬も必要なくなった。
ケース2、50代男性
脳梗塞後半年経ってから手足の痛みが徐々に強くなってきた。内服薬の関係でブロック治療は出来ないが、キセノン光の星状神経節照射で痛みは軽減している。
ケース3、40代男性
頚椎椎間板ヘルニアが原因の、左肩から腕にかけての神経痛のため来院。局所注射、星状神経節へのキセノン光照射、内服薬で何とか急性期の痛みを和らげ、現在も手術をしないで痛みは軽減している。
ケース4、40代男性
一年に一度一ヶ月間、群発頭痛が出現する。頭痛発作に対してはスマトリプタンが有効だが、星状神経節ブロックにより、頭痛発作の頻度が減少した。
ケース5、30代男性
レントゲンで異常はないが年に数回腰痛を繰り返している。痛みが強くなると早めにトリガーポイントブロックを行い、仕事に支障を来たすことなく経過している。